阪神・及川 開幕ローテ入りへ 矢野監督の“本命”になる「一番目立っていきたいと思います」

[ 2022年2月15日 05:30 ]

「オンラインTORACOミーティング」でファンと交流した阪神・及川(左)と伊藤将(球団提供)
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 阪神の及川雅貴投手(20)が14日、バレンタイン企画の「オンラインTORACOミーティング」に出演し、開幕ローテーション争いで矢野監督の“本命”になる決意を示した。

 「一番目立っていきたいと思います。目立ち方も良い方向にどんどん目立っていきたい。強化を怠らずしっかり結果を求めてアピールしていきたい」

 今季から先発に本格転向した左腕は、今春初の対外試合となった8日の日本ハム戦で“開幕投手”として3回3失点だった。緊張から投球のリズムをつくれなかった結果を猛省。しかし左肩のコンディション不良の影響でキャンプ中盤以降は投げ込みができなかった昨春に比べれば調整は順調そのものだ。自身も「ケガもないですし、そこは(昨年と比べて)成長したところだと思います。チョコっと(成長した)」と“甘い”対応を見せた。

 この日は球団のイベントに登場した。事前応募で当選した女性ファン14人と交流。「チョコはめっちゃ好きっす。(ただ)高校が男子校なんで、青春というか…」。意外にもバレンタインデーには縁がなかったことを明かした。

 15日には、シート打撃に登板予定。前回の実戦結果を踏まえて「ストライクゾーンで勝負していけるように」と意欲。背番号37がローテ入りへ指揮官に猛アピールする。(石崎 祥平)

 《伊藤将 就活生に平常心の重要性説く》伊藤将は横浜高の5学年下の後輩・及川と「オンラインTORACOミーティング」に出席した。約1時間の交流では就活に悩むファンから気持ちを切りかえる方法を問われ「めっちゃシンプルなんですけど、今日は今日で収めます。明日は明日。結構難しいけどそうしています」。昨季の10勝左腕は、平常心の重要性を説いた。イベント当日に誕生日を迎えたファン2人にバースデーソングも熱唱。「自分は常に(TORACOの)そばにいます」と参加者を興奮させ、イベントを締めくくった。

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