オリックスのドラ1・椋木が20日にも実戦デビュー!テーマは「投げきって抑える」

[ 2022年2月15日 05:30 ]

オリックス・椋木 
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 オリックスのドラフト1位・椋木蓮投手(22=東北福祉大)が、最短20日にも実戦デビューする方針であることが14日、分かった。チームはキャンプ第5クールの19、20日に紅白戦もしくは対外試合の実施を模索中で、椋木は20日の登板候補に入っているもようだ。

 椋木はキャンプ第1クール2日目に初のブルペン入りを果たして以降、地に足を着けて前進を続けてきた。第3クール最終日の13日のブルペンでは全球種を交えて40球を投げ込み、調整。実戦登板を見据え、「テーマは、ちゃんと抑えるというところ。抜け球で抑えるとかではなく、投げきって抑えるというところを見せられたら。真っすぐ中心に、得意なスライダー、フォークとかで行けたら」と意欲を示していた。

 しなやかなフォームから繰り出す最速154キロ直球と切れ味鋭いフォーク、スライダーが持ち味。制球も安定しており、先発と抑え両面の適性を兼ね備える。きょう15日からの第4クール中にシート打撃登板も見込まれており、段階を踏んで実戦デビューに向かう。

 ◇椋木 蓮(むくのき・れん)2000年(平12)1月22日生まれ、山口県山陽小野田市出身の22歳。高川学園では2年夏に甲子園出場も登板なし。東北福祉大では1年春からベンチ入りし、4年時の大学選手権で最速154キロを計測。仙台六大学リーグ通算15勝1敗、防御率0・69。3年秋にMVP、4年秋に最優秀投手賞。1メートル79、84キロ。右投げ右打ち。

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2022年2月15日のニュース