ビッグボスの秘蔵っ子たちが躍動 投げては根本、打っては新人・水野の活躍で阪神とドロー

[ 2022年2月11日 16:20 ]

練習試合   日本ハム3―3阪神 ( 2022年2月11日    沖縄・タピックスタジアム名護 )

<練習試合 日・神>6回、無失点に抑えた根本を出迎える新庄監督=撮影・沢田 明徳
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 新庄ビッグボス期待の若手が躍動し、主力をそろえた阪神相手に3―3の引き分け。初の対外試合となった8日の練習試合・阪神戦(宜野座)での6―2快勝に続き、フレッシュな面々が存在感を示した。

 投げては4番手の根本悠楓(はるか)投手が素晴らしい投球を披露した。0―2の6回から登板し、木浪、佐藤輝を連続三振に斬ると、4番・大山は二ゴロで3者凡退。続く7回は先頭の梅野を空振り三振と主軸打者を抑え続けた。5人目の打者となった島田は四球で歩かせたが、その後にけん制で誘い出し二塁でアウト。坂本は三ゴロに仕留め、2イニングを打者6人で無安打無失点に封じた。高卒2年目の18歳左腕が輝いた。

 打者ではドラフト3位新人の水野達稀内野手(JR四国)が反撃の先陣を切った。6回に遊撃守備から途中出場。その裏、2死三塁で回った打席で、チーム初得点となる左前適時打を放った。11球粘り、相手3番手・小野のスライダーを捉えた。

 ともに今キャンプは1軍のBIG組スタートと期待の高い2人。ビッグボスの秘蔵っ子たちが、明るい未来を予感させた。

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