阪神・坂本 先制ソロ弾でアピール 梅野との開幕マスク争いに“先制パンチ”

[ 2022年2月11日 14:23 ]

練習試合   阪神―日本ハム ( 2022年2月11日    沖縄・タピックスタジアム名護 )

<日・神>5回2死三塁、先制2ランを放ちベンチの選手らとタッチを交わす坂本(撮影・高橋茂夫)
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 対外試合2試合目で初マスクの阪神・坂本が打撃でアピールに成功した。

 スコア0―0で迎えた5回2死三塁からの第2打席。カウント2ボール1ストライクからの4球目だ。左腕の福田が投じた低めの直球をフルスイング。逆風を切り裂いた一撃は左翼ポール際の芝生席に着弾。初先発で早くも“今季1号”の先制2ランを放って存在感をみせつけた。

 昨季はヤクルトとの優勝争いを繰り広げたシーズン終盤は正捕手と出場。「(実績から見てもレギュラーに)一番近いのは梅野」。以前に矢野監督は正捕手の最有力候補に梅野を指名。しかし現時点で開幕マスクは不透明だ。事実上の一騎打ちで熾烈(しれつ)なサバイバルを展開する中でライバルに“先制パンチ”。プロ7年目は一気に定位置獲りを狙う。

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2022年2月11日のニュース