捕手は横一線の争い　巨人・喜多　紅白戦でアピール誓う「やってきたことを出す」

打撃練習する喜多（撮影・河野　光希）
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　巨人の2年目捕手・喜多が、11日に行われる今キャンプ初の紅白戦に向け「守備はもちろん、バッティングも練習でやってきたことを出せれば」とアピールを誓った。

　原監督は前日に「キャッチャーは横一線。打てる捕手が好き」と明言。喜多はこの日のフリー打撃で、戸郷から5本の安打性を放ち「思っていたよりボールの見え方も良かった。下半身を意識しながら打てた」とした。その後のロングティーでも村田打撃兼内野守備コーチから「形よりも遠くに飛ばすように」と助言され、フルスイングでスタンドに打球を放り込んだ。

　20年の育成ドラフト2位は昨年8月に支配下登録。1軍未出場の若武者だが、小林、大城らとの正捕手争いに風穴をあける。　（花里　雄太）