阪神・藤浪 11日新庄ハムと初対戦 “ビッグボス野球”に惑わず快投誓う「自分のやること、結果が大事」

[ 2022年2月11日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>ブルペンで投球練習する藤浪(撮影・成瀬 徹)
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 11日の日本ハム戦との練習試合(名護)に先発する阪神・藤浪が“ビッグボス野球”に惑わず快投を誓った。「ブルペンでやっていることを出せるのが一番。対バッターを相手にパフォーマンスを出せるように」。今春の日本ハムは打撃練習で藤浪のバーチャル映像を使い、8日の対戦でも内外野を入れ替えた布陣を採用するなど奇策や秘策が続出。「それより自分のやること、結果も大事」と過剰な意識を排除した。

 今春初実戦だった5日の紅白戦では2回2安打1失点。勝負球にカーブを選択してロハスから空振り三振を奪うなど手応えもつかんだ。「カウント、状況にもよりますけど、使えるようにしようかな」と初の対外試合でも積極的に試投する考え。ブルペンでは右打者が多いことを想定しながら33球を投げて備えた。「自分のパフォーマンスを出すことに集中したい。たぶんいろいろやってくると思うので」。球界の話題を独占する敵将の前で背番号19が仁王立ちする。(遠藤 礼)

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