阪神・平田2軍監督が明かす数字の不思議 昨年ヤクルト73勝、阪神77勝「何かの縁があるねん」

[ 2022年2月11日 18:47 ]

阪神・平田2軍監督
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 <阪神・2軍安芸キャンプ 平田2軍監督との一問一答>

 ――スプリントコーチの秋本真吾氏が2日間指導。
 「(鳴尾浜での)新人の自主トレとかも見てもらってるけど、前のクールとかはピラティスとかウエートトレーニングの先生とか。このキャンプ色んな先生に来てもらって、走り方だとかトレーニングだとか。なんかの野球にプラスなればいいってことで続けて来てもらってるよね。やっぱり先生に生で来てもらってやってくれるとまた走り方の意識も変わって。スチールの数も増えてくる可能性もあるんでね。先生方はもう長いお付き合いだから、よく指導をしてくれてるよ」

 ――別メニュー調整の中野も秋本氏とマンツーマンで走塁練習に。
 「そういうことも含めて中野なんかはいい勉強。怪我の功名じゃないけど、故障者も故障したからといっていっぱいやることがあるんで、また次に復帰した時に自分の引き出しになればいいよな」

 ――2軍は明日が初実戦。
 「楽しみだね。新人の豊田もスタメンで出るし、前川が今日卒業式で夜帰ってくるんで、ちょっとゲームはどうかなってとこだけど。人数が少ないんでね、7イニング。投手もいないんだよ、コロナで出遅れて。(13日の)西武戦が8イニングという変則になるけど、やっぱり実戦になるとユニホームも変わって、意識が全然変わってくるんで。これからはアピール合戦になるわね。今までの練習をどうゲームで、3月のオープン戦とかそういうのに呼ばれるように、結果を出していくかという、内容も含めてだよ。内容と結果を。毎年そうなってくるわな」

 ――才木は明日、約1年半ぶりの実戦登板。
 「久しぶりに。社会人とはいえね、シートで投げるのとはちょっと違うと思うんで、力入ると思うよ」

 ――井上のアピールにも期待。
 「みんなそうだよ。ただ去年途中で骨折して、今年ずっと(居残り練習に)意欲的に残って。みんなやってるけど、井上はその中でも故障した後遺症じゃないけど、尾を引いてるなということもないし。今万全の状態で明日を迎えれるね、楽しみにしてるんじゃない、本人も」

 ――野手転向した原口の明日の守備位置は。
 「サード。(監督直々にノックもしていたが)真面目に取り組んでくれるんでね。心を動かされるんだよ、君ら(報道陣)と違って」

 ――まん延防止策が高知県に発令された影響もあり、27日に予定されていたJR四国との試合が中止に。
 「無くなった。森木も最後ぐらいに投げれるかなっていうとこだったけど、日曜日(13日・西武戦)も天気悪いでしょ? ピッチャーが渋滞するんで。6試合組んでいたのが、明後日天気良ければいいけどもう1つ雨になれば4試合になるんでね。その辺は投手のやりくりが。野手はもう少ないから全員出なきゃいかん。陽川も、海(植田)とヤス(山本)がつぶれたら二遊間おらんからちょっとセカンド(の練習)もやってと。あいつのためにもなるねん、身体のキレもさ。元々ショートやから。ショートとセカンドどっちやって言うたらセカンドの方がいいですって言うから。もし海やヤスになんかアクシデントがあったら二遊間守るやつがおらんねん。板山が(腰を)故障してるのが痛い。あいつ(陽川)のためにもなるのよ、まだまだ老け込む歳じゃないねん。陽川と原口と同級生やろ」

 ――11日は野村克也氏の三回忌。
 「克則とも話したんやけど、去年くしくもヤクルト73勝、(野村さんの)背番号やねん。克則知ってるか言うて。阪神は77勝、星野さんの背番号の勝ち数やねん。不思議な縁があって。ヤクルトの野村さんの三回忌じゃないけどさ、ヤクルトが勝ったということ。勝ち数が野村さんの背番号と星野さんの背番号。克則は気づきませんでしたって言うからね、そういう不思議な数字って、不思議な縁があるんやで言うて話しとったところよ。数字って面白いよねって話をさ。数字にはそういうマジックがあるわけよ。なんかの縁があるねん、そういうものよ」

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