阪神・藤浪 もう、最速159キロ! 新庄監督のガラガラポン打線を3回1安打無失点で圧倒

[ 2022年2月11日 13:48 ]

練習試合   阪神―日本ハム ( 2022年2月11日    沖縄・タピックスタジアム名護 )

<日・神>力投する先発の藤浪(撮影・高橋茂夫)
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 先発で今季初の対外試合に臨んだ阪神・藤浪が“ガラガラポン打線”を3回1安打無失点に抑えた。

 相手は新庄監督の発案でバーチャル高速投球マシンで、藤浪の映像を使い、162キロ設定で練習に取り組んでいた。「ブルペンでやっていることを、実戦で出すことが一番。自分のパフォーマンスを出すことに集中する。(相手は)たぶんいろいろやってくるとは思うけど」と予期した通り、初回は1番・上野から3番・宮田まで走者なしでもバント攻撃を展開してきた。

 それでも惑わされることはなかった。バーチャルではなく、本物として真っ向勝負で臨んだ。追い込んだ宮田がバントの構えを諦めると、外角に159キロを決め、見逃し三振。2回は2死三塁で7番・梅林のバットを156キロでへし折り、一ゴロに封じた。

 「いい意味で力感を抑えながら、バランス良く投げることが続いている。しっかりまとめられるかを見たい」と期待していた矢野監督も納得の表情。巨人・菅野との自主トレの成果をBIG BOSSに見せつけた。

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