159キロの阪神・藤浪 バント攻撃に「なんか、らしいな」 新庄野球にも動じず

[ 2022年2月11日 14:30 ]

練習試合   阪神―日本ハム ( 2022年2月11日    沖縄・タピックスタジアム名護 )

<練習試合 日・神>2回 1死 石井に2塁打を打たれた藤浪(左は新庄監督) (撮影・成瀬 徹)
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 先発で今季初の対外試合に臨んだ阪神・藤浪が“ガラガラポン打線”を3回1安打無失点に抑えた。

 相手は新庄監督の発案でバーチャル高速投球マシンで、藤浪の映像を使い、162キロ設定で練習に取り組んでいた。「自分のパフォーマンスを出すことに集中する。(相手は)たぶんいろいろやってくるとは思うけど」と予期した通り、初回は1番・上野から3番・宮田まで走者なしでもバント攻撃を展開してきた。「なんか、(新庄野球)らしいな、と。一巡やってきてもおかしくないかなと思ったけど、自分のやることは変わらない」と惑わされることはなかった。

 バーチャルではなく、本物として真っ向勝負で臨んだ。初回2死から、追い込んだ宮田がバントの構えを諦めると、外角に159キロを決め、見逃し三振。2回は2死三塁で7番・梅林のバットを156キロでへし折り、一ゴロに封じた。

 「159キロ?ガンが甘いだけで、そんなに出てないと思う。全体的にはやりたいことができた。良かった」と巨人・菅野との自主トレの成果をBIG BOSSに見せつけた。

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