巨人ウィーラー日本初バントだタイムリー2本3打点だ「もうちょっとでクルリンパできたんだけどね!」

[ 2021年11月6日 16:38 ]

セCSファーストS第1戦   巨人―阪神 ( 2021年11月6日    甲子園 )

6回2死一、二塁、ウィーラーは2点適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・森沢 裕)
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 セ・パ両リーグともに6日、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージ(S、3試合制)が開幕した。2年連続で本塁打と打点の2冠に輝いた4番・岡本和真内野手(25)が不在の巨人は、試合前まで16イニング無失点に抑えられている阪神先発の高橋から5回1死一、三塁のチャンスで吉川の中前打で先制した。6回にはウィーラーに2点適時二塁打も飛び出し7回までに打線は3点を奪った。8回にもウィーラーがタイムリーを放ち8回までに3打点と大暴れの活躍を見せた。

 6回2死一、二塁からフェンス直撃となる2点適時打を放ち二塁ベース上で喜びを爆発させたウィーラーは「打ったのはスライダーだね!もうちょっとでクルリンパできたんだけどね!!もっとご飯食べて力をつけておけば良かったよ!いい追加点になったね!!ありがとう!」と、もう少しでスタンドインだった打球をちょっぴり悔やみつつも笑顔がはじけた。

 “苦手”高橋からの先制点を呼んだのもウィーラーだった。5回先頭の4番・丸が気迫のヘッドスライディングで二塁内野安打。ノーアウトのランナーを出すと、続くウィーラーが来日7年目初となる送りバント。6番・中島がしぶとく右前打し1死一、三塁として7番・吉川が“巨人キラー”高橋のカットボールをうまく中前に運び大きな先制点を奪った。阪神・高橋から今季21イニング目で初得点となった。

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