DeNAドラ1・小園が仮契約、番長「サプライズ」登場

[ 2021年11月6日 14:58 ]

仮契約でDeNA・三浦監督(左)のサプライズ訪問を受けた小園(中央)(球団提供)
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 DeNAから今ドラフトで1位指名を受けた「高校BIG3」の1人、最速152キロの市和歌山・小園健太投手(18)が6日、和歌山市内で仮契約に臨み、契約金1億円、年俸1320万円(税込み)でサインした。

 会場となったホテルには「サプライズ」で三浦大輔監督が登場。指揮官の登場を予期していなかった右腕は「監督がいらっしゃることは知らなくて、驚きました」と言いながら、リアクションは薄かった。

 だが取材陣に反応について聞かれると、「自分はあまり顔に出るタイプではないので」と戸惑いの表情を浮かべつつ「すごく驚きました」と続けた。

 三浦監督は「今日和歌山入りしたが、本当に来るのが楽しみでしかなかった」と切り出し、反応が薄かったことについては「会うのは初めてではないのでね。緊張しすぎてて表情に出すのを忘れたのか、あまり緊張しなかったか、はしゃぐ感じじゃなかったな」と苦笑い。

 とはいえ、超高校級右腕への期待は高く「焦らずだけど、はやく横浜スタジアムのマウンドに立って、ヒーローインタビューを受けてもらいたい。横浜に来れば、プロ野球が仕事になる。今のうちにコロナ下で制限はあるが、友達と思い出をつくって遊んでおいた方がいい」と投げかけた。

 小園は「僕はあまり遊ぶのが好きではなく、家にいるのが好きだけど、たまには買い物に行きます。これからいろいろあると思うが、初心を忘れずに頑張りたい」と力を込めていた。

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2021年11月6日のニュース