福岡 プロ注目の真颯館左腕・松本、6回零封で快勝けん引!

[ 2021年7月13日 20:55 ]

第103回全国高等学校野球選手権福岡大会3回戦   真颯館9―0田川 ( 2021年7月13日    筑豊緑地 )

<真颯館・田川>6回無失点の好投だった松本翔
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 真颯館は今秋ドラフト候補で最速146キロ左腕の松本翔(かける)投手が先発。6回3安打無失点の好投だった。

 三者凡退は3回のみだったが、「バラツキはあったが、走っていた」と話す直球、スライダー、スプリットなどで4三振と要所を締めた。末次秀樹監督は「低めにボールを集められるようになった。春の大会のときから、大会の中から少しずつうまくなっている。立派なピッチングだった」と称えた。

 松本翔はマリナースの菊池雄星にあこがれており、「ストレートの威力と変化球の完成度。全てがいいので」と目標にしている。今秋にプロ志望届を提出予定だ。真颯館は旧校名の九州工では2度(70、94年)夏の甲子園出場があるが、99年に現校名になってからは出場がないだけに、エースの松本翔が引っ張る。

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2021年7月13日のニュース