さすが侍Jだ!栗原 9回2死から起死回生の同点8号ソロ ソフトBは引き分けで辛くも5連敗回避

[ 2021年6月19日 18:27 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―5日本ハム ( 2021年6月19日    ペイペイD )

<ソ・日>9回2死、右越え本塁打を放った栗原(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクは19日、本拠で日本ハムと対戦。6回まで4点をリードするも救援陣が崩れ4―5と逆転を許し迎えた9回、東京五輪の野球日本代表に選出された栗原陵矢外野手(24)が起死回生の8号同点ソロ。土壇場で5―5の引き分けに持ち込み、5連敗を回避した。

 この日1軍初昇格となった谷川原はデビュー戦からいきなり「7番・左翼」で先発出場。0―0の5回、先頭で打席に入ると、真ん中のスライダーを振り抜き、右翼スタンドまで運ぶ先制1号ソロ。プロ安打が初本塁打という記念すべき一撃を足掛かりに、この回一挙4得点。2番・中村晃から6番・真砂まで5者連続四球と相手投手陣の乱調にも助けられ、2死満塁からノーヒットで3点を追加した。

 先発マルティネスは走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。112球の熱投で6回を4安打無失点に封じた。しかし、2番手・嘉弥真が誤算。4―0とリードした7回1死一、二塁から高浜に痛恨の被弾。143キロのストレートを捉えられ、左中間スタンドまで運ばれる3号3ランにより1点差。さらに近藤に四球を与え、代打・野村が送られたところで降板となった。

 3番手として7回途中からマウンドに上がった津森は代打・野村に右前打を浴び、1死一、三塁とされると渡辺に中犠飛を打たれ同点に追いつかれてしまった。

 8回には4番手の板東が2死走者なしから、浅間に2戦連発となる2号逆転ソロを被弾。2球目のフォークを完璧に捉えられ、右翼スタンド中段まで運ばれた。

 それでも9回2死から栗原が起死回生の同点8号ソロ。相手6番手・杉浦のインコース高め149キロのストレートを強振。低く鋭い弾道の打球があっという間に右翼ポール際へと飛び込み、土壇場で引き分けに持ち込んだ。

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