大谷翔平「2番・投手」で出場 73年の制度採用後球団初の“リアル二刀流”

[ 2021年4月5日 07:15 ]

エンゼルスの大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4日(日本時間5日)、ホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場する。球団によれば、1973年にDH制が採用されたアメリカンリーグの試合でエンゼルスの投手が投打同時出場するのは初めて。

 過去45年でアメリカンリーグの投手が投打同時出場したのは2009年5月17日にタンパベイ・レイズのアンディ・ソナンサイトがたったひとり果たしている。

 この試合、ソナンサイトはクリーブランド・インディアンス相手に5回2/3を投げ7安打5失点。打っては3打数1安打1打点。適時二塁打を放ち、勝ち投手になている。ただ、エンゼルス広報によれば、ソナンサイトは当時レイズの監督だったジョー・マドン(現エンゼルス監督)が誤ってラインナップカードに書き込んでしまったために生まれた同時出場だった。

 試合前にオンライン会見に応じたジョー・マドン監督は「ショウヘイは両方をプレーすることによって自分自身を助けるだろう。最高の世界は3回打席に立ち、90球で5、6回を投げること」と期待した。ホ軍戦は日本時間午前9時37分開始予定になっている。

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2021年4月5日のニュース