阪神　ドラ6中野の一打が追加点の口火　最後は糸原の9試合連続安打で決めた！

セ・リーグ   阪神3－1中日 （ 2021年4月4日    京セラD ）

＜神・中＞7回無死一、三塁、糸原の右前打で生還した中野はナインとエアタッチをかわす（撮影・大森　寛明）
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　貴重な追加点の口火を切ったのは、阪神のドラフト6位・中野の一打だった。「なかなか点が入らない中で、なんとか出塁しようと打席に入った」。7回先頭で岩貞の代打として打席へ。フルカウントから谷元が投じた8球目のフォークを中前に運んだ。先発出場はゼロでも、同じ新人の佐藤輝と並ぶ今季4安打目で打率も・500。「積極的にバットを振りにいけている。攻めていこうという気持ちの中で、振れていることが好調の要因かなと思います」とうなずいた。

　続く近本の内野安打にビシエドの悪送球が絡んで三塁に進んだ中野を生還させたのは、絶好調・糸原の一打だった。「中野と近本がいい形でつないでくれたので、何がなんでも還す気持ちで打ちました」。谷元が投じた初球のフォークをはじき返し、一、二塁間を破る適時打。「追加点が欲しい展開だったので打つことができてよかった」。開幕から9戦連続安打となる千金打に胸を張った。

　いずれも1メートル75以下の3人で、大きなダメ押し点をもぎ取った。