明豊、中京大中京エース畔柳攻略だ!幸主将「受け身にならず自分たちの野球を」

[ 2021年3月30日 21:15 ]

準決勝に向け調整する明豊の幸修也主将(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 第93回選抜高校野球大会は31日に準決勝2試合が行われる。2年ぶりの準決勝進出を果たした明豊(大分)は、超高校級右腕の畔柳を擁する中京大中京(愛知)と対戦する。

 初の決勝進出を目指す明豊は兵庫県西宮市内でノック、フリー打撃などで約3時間汗を流した。

 正攻法で挑む。相手エースの畔柳亨丞投手(3年)は121球で1週間500球の球数制限に達する。待球作戦などの戦法も想定されるが、川崎絢平監督は「全く考えていません」ときっぱり否定。「いい投手のいいボールを打つために甲子園に来た。高嶋先生がずっとおっしゃっていたこと」と智弁和歌山時代の恩師、高嶋仁監督の教えを大一番でも生かすとした。

 畔柳対策として2回戦で市和歌山の小園健太対策と同様に、マシンと打撃投手の位置をプレートより2メートル前にして打ち込んだ。準々決勝の智弁学園戦で先頭打者本塁打を放った幸修也主将(3年)は「中京大中京は毎年強い学校だけど、受け身にならず自分たちの野球をしたら絶対に勝てると思う」と自信。2年前の4強はスタンドから見ていた。「それを抜きたい気持ちがある。チームの目標は日本一なので、勝ちにこだわって、入りから雰囲気を上げてやっていきたい」と意気込んだ。

続きを表示

2021年3月30日のニュース