つば九郎「さいこうです!」2年連続怒りの越年もあっさり陥落 ヤクルト400から1000への変更に感謝

[ 2021年1月19日 15:15 ]

記者会見を終える、ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」(代表撮影)
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 チームで唯一、契約を保留し、2年連続で怒りの越年となっていたヤクルトの人気球団マスコット「つば九郎」が19日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000円ダウンの年俸2万8000円、「ヤクルト1000」飲み放題のオプション付きでサインした。

 その後、「はんおしました。」のタイトルで自身のブログを更新したつば九郎は「つばくろう、ぶじにけいやくをおえました~!」と球団ネクタイをキリリと締めて会見場入りする写真と「こんかい わたくし つばくろうは すわろーずのいちいんとして にほんいちを めざすことを けつだんしました」と書かれたフリップを持った写真を掲載。「ねんぽう28000えん(すいてい。)こんかいは~やくると1000のみほうに~!!!ころなかのなか、だうんはかくごしてました。だけど、やくると400→やくると1000。さいこうです!」と昨年12月に受けた2896(つばくろう)円ダウンの初回提示から球団の歩み寄りと「ヤクルト400」から「ヤクルト1000」への変更をもぎ取り、あっさり陥落した。「またきもちあらたに、ばんがるぞ」と、つば九郎。「やきゅうばなれがすすむいまこそ~」と自身に期待される役目を改めて実感したようで「ほんじつは、ごせいちょうありがとうございます」として「さぁ~つぎのげんばに~」と精力的につづった。

 つば九郎は昨年12月24日の契約更改で怒りの保留をした際には「はなしあいは、へいこうせんのまま。『ちょうてい』も、しやに。。。。※ちょうはとりです」「ぴえんです・・・・・。※えんは、つばめです」と若者が使う流行語「ぴえん」ならぬ「ぴ燕」も使って調停ならぬ「鳥停」も辞さない強い姿勢を打ち出し「「こんやうかれてるかっぷる~きをつけろ」と聖夜のカップルに八つ当たり。その後、FA宣言しながらヤクルト残留を決めた小川泰弘投手(30)らチームメートたちからサインを促す連絡が殺到したこともあって軟化し、12月26日には球団事務所へ急きょ向かったものの前日に仕事納めとなっていた事務所は閉まっていてサインできず、2年連続の越年が決まっていた。

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