大麻問題の東海大 井尻陽久新監督の就任発表…2月1日から新体制で活動再開

[ 2021年1月19日 05:30 ]

90年日本選手権を制し、胴上げされる当時日本生命監督の井尻陽久氏
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 東海大は18日、野球部新監督にOBの井尻陽久氏(68)が就任すると発表した。同部は昨秋に部員2人の大麻使用が判明。大学側から無期限活動停止処分を受けたことで12月に安藤強監督、伊藤栄治部長が引責辞任した。日本学生野球協会から受けた対外試合禁止処分が前日に解除され、2月1日から新体制で活動を再開する。

 井尻氏は東海大相模時代、巨人・原監督の父である貢監督の下で主将を務め、70年夏の甲子園で優勝。東海大、日本生命では主に遊撃手でプレーし、引退後は日本生命監督、96年アトランタ五輪の日本代表コーチも歴任した。同氏は周囲に「東海大建学の精神を選手に植え付けたい。その上で大学日本一を目指したい」と語っているという。また新部長には内山秀一教学部長が就任する。

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2021年1月19日のニュース