日本ハム・ドラ4細川 フルスイングの美学「全部ホームランを打つつもりで練習している」

[ 2021年1月19日 05:30 ]

ティー打撃をする細川(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムのドラフト4位・細川(智弁和歌山)が、新人合同自主トレ第3クール2日目に千葉・鎌ケ谷の室内練習場で打撃練習。1メートル74の小柄な体から繰り出すフルスイングで投手役を務めた高市打撃投手をうならせた。

 細川にはフルスイングの美学がある。「せっかく打撃投手の方が投げてくださっているのに慣らしで打つのは失礼。打撃投手が投げてくださる時間は短いので、時間を有効に使うために全部フルスイングで全部ホームランを打つつもりで練習している」と明かした。高3夏すぎからプロの強い球に対応するべく「若いうちは振らないでどうする」と当てにいく打撃を排除。自主練習では逆方向への打球も意識するが、フリー打撃では全球フルスイングを心掛けている。昨年末に母校でイチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が打撃の実演をした際に右翼へ柵越えを連発した姿に自身の方向性を再確認したという。

 高市打撃投手も「思い切りがいいからミスショットしても安打になる。ほとんど芯に当てられた」と高卒1年目の打撃技術に舌を巻いていた。(東尾 洋樹)

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2021年1月19日のニュース