楽天ドラ1・早川 2月下旬実戦デビューへ「理想とした動きができ始めている」と手応え

[ 2021年1月19日 05:30 ]

新人合同自主トレで笑顔を見せる早川(撮影・西尾 大助)
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 楽天は仙台市内の球団事務所でスタッフ会議を開き、石井新監督は2月の沖縄キャンプで1軍メンバー入りが正式に決まったドラフト1位・早川を2月下旬に実戦デビューさせる考えを明かした。

 「開幕が3月26日なので、キャンプ終盤の試合で投げてもらえれば。それまで自分の調整をしっかりやってほしい」。ルーキーたちにとって、実戦が本格化する最終クール(2月20日~)が最初のターゲットになる。

 早川はプロ入り後初のブルペン入り。捕手を立たせたまま直球を26球を投げ込み、「想像していた傾斜の使い方とマッチングしていた。理想とした動きができ始めている」と手応えを口にした。下半身主導の体重移動を意識し、視察した小山投手コーチからも「十分プロでやっていける」と太鼓判を押された。

 早川が基準にしているのが、1失点完投で15三振を奪った昨年11月7日の早慶戦のパフォーマンスだ。「2月下旬に、早慶戦のような投球ができる状態にもっていければ」。デビュー戦で快投を再現し、開幕ローテーション入りに名乗りを上げる。(重光 晋太郎)

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2021年1月19日のニュース