DeNA筒香 逆転満弾から2年連続3者連続本塁打「必死になっていった」

[ 2018年8月17日 21:38 ]

セ・リーグ   DeNA7―5広島 ( 2018年8月17日    横浜 )

<D・広>8回無死満塁、右越え逆転満塁本塁打を放つ筒香(撮影・尾崎 有希)
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 DeNA・筒香嘉智外野手(26)が3点を追う8回に逆転満本塁打を放ち、首位・広島のマジックを消滅させた。5番・宮崎、6番・ソトのソロアーチで続き、3者連続本塁打に本拠・横浜スタジアムは大熱狂。チームは連敗を2で止め、5位のままだが、CS圏内の3位・巨人に3.5ゲーム差とした。

 ハマの夜空に花火が打ち上がった。8回、先頭の大和から3連打で無死満塁とし、野村をマウンドから引きずり下ろした。続く4番・筒香は代わった2番手・一岡の初球をライナーで左翼席に叩き込んだ。お釣りなしの25号満塁弾で逆転。続く5番・宮崎もカウント1―1からの3球目を左翼席に豪快に運ぶと、6番・ソトも初球を高々と左翼席に運んだ。「前の選手がつないでくれた。還そうと必死になっていったうれしかったです」と筒香。続いた宮崎も「打った後で凄く緊張しながら打席に入った。風が逆だったがファンの皆さんの声援のおかげで入った」。ソトも「強いスイングを心がけた。自分のキャリアで一番興奮した」。昨年8月22日にも広島戦(横浜)で筒香、ロペス、宮崎で達成し、2年連続だ。興奮。感動。熱気。お立ち台の3人に大歓声が降り注いだ。

 首位・広島の優勝へのマジックナンバーを消滅させるとともに、チームは5位だが、CS圏内となる3位・巨人に3.5ゲーム差に。主砲の一撃から一気に加速しそうな勢いだ。

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2018年8月17日のニュース