【レジェンド始球式】板東英二氏 ワンバウンドに「やっぱり年かな」60年前は延長18回完投

[ 2018年8月17日 07:40 ]

始球式を行う板東英二氏(撮影・近藤 大暉)
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 徳島商のエースとして出場した58年、板東英二氏(78)は、いまだ破られない大会最多記録の83奪三振を樹立したマウンドに上がった。

 前日は入念に投球練習し、ブルペンでも約30球を投じて臨んだが、ワンバウンドで捕手に達し「残念ですね。やっぱり年かな」と悔しそうだった。それでも直後には報徳学園の先発・林と握手し「悔い残すなよ」と熱くエールを送った。

 60年前の8月16日、魚津(富山)の村椿輝雄と投げ合って延長18回0―0の引き分け再試合を完投。再試合も1人で投げ抜いた。今大会からタイブレークが導入されたが「自然も変わってきている。良いことではないだろうか」と賛同した。

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2018年8月17日のニュース