横浜・万波、逆転負けに涙…吉田から12安打も「もう1点が取れなかった」

[ 2018年8月17日 13:33 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第13日・3回戦   金足農5―4横浜 ( 2018年8月17日    甲子園 )

<金足農・横浜>3回、横浜・万波は金足農・吉田の打球にジャンプするも捕れず、中越え2ランに(撮影・坂田 高浩)
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 横浜が金足農に競り負けた。打線は金足農の吉田に12安打を浴びせたが、14三振。8回にエース板川が逆転3ランを浴びた。

 9回、最後の打席で空振り三振を喫した万波は「傾向として終盤は直球で押してくると思ったが、変化球を続けてきた。みんな打ったけれど、もう1点取れそうなところで取れなかった。良い投手だった」と素直に吉田を称えた。

 バックスクリーンへ2発を放り込まれる展開。中堅を守った万波はともに頭上を越され「普通に取れると思ったけれど風がすごかった」と強風が本塁から中堅へ吹き抜けていたことを証言。「立っていてもわかるくらいの強い風。ホームランにならなければ後ろ(へ飛ぶ)打球は何でも捕ると思っていたが…」と肩を落とした。

 メンバー落ちも経験するなど波瀾万丈の2年半。「迷惑をかけたけれど、仲間たちやみんなに感謝したい」と涙をぬぐい、今後の進路については「終わったばかりでまだちょっと考えられない」と話した。

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