広島 小休止…フランスアがリリーフ転向後初黒星

[ 2018年8月17日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2―3阪神 ( 2018年8月16日    京セラD )

<神・広>8回無死一塁、フランスアは鳥谷の投前バントを一塁に悪送球し顔をしかめる(撮影・岩崎 哲也)
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 広島は絶対的セットアッパーが乱れた。2―2の8回から登板したフランスアが決勝点を献上。15試合ぶり失点でリリーフ転向後、初の黒星を喫した左腕はノーコメントを貫いた。

 8回無死一塁、投前バントの処理を誤り、一塁へ悪送球。次打者・梅野に四球を与えて無死満塁とし、代打・大山に痛恨の決勝中前打を許した。その後は内野ゴロ3つで最少失点でとどめただけに、悔やみ切れないミス。畝投手コーチは「もう1回、練習しないといけない」と投球以外の部分で反省を促した。

 緒方監督は「負けるべくしてこういう結果になった。接戦はミスが出たらモノにできない」と振り返った。優勝マジックは「32」のまま。「しっかり反省して、また明日のゲームに臨むだけ」と淡々と話した。(桜井 克也)

 ▽広島、近年のマジック初点灯直後の試合

 ★16年M20→○M18 8月24日にM20点灯。翌25日の巨人戦(東京ドーム)は3回に4点のリードを許すも6回以降着実に加点。1点を追う9回2死三塁から菊池の同点打に続き丸、新井と3連続適時打で2点を勝ち越し6―4の逆転勝ち。M18とした。

 ★17年M33→●消滅 8月8日にM33点灯。翌9日の中日戦(ナゴヤドーム)は、開幕7連勝の大瀬良が10安打7失点の乱調で6回途中降板。打線も1点どまりで1―7の敗戦。2位・阪神が勝って自力優勝を復活させたため、1日でマジックが消滅した。

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2018年8月17日のニュース