【データでWBC 投手編】松坂6戦6勝23K 圧巻の連続MVP

[ 2017年3月5日 10:30 ]

データでWBC=投手編

09年WBCに出場した松坂
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 WBCで投手は野手よりも世代交代が早く、通算記録上位者の今大会出場は少ない。その中で、優勝2度の日本勢の成績は群を抜いている。特に06、09年にMVPを連続受賞した松坂は圧巻。通算6試合に全て先発し6勝、23奪三振と2部門でトップの数字を残した。

 奪三振は松坂に次ぎ20のダルビッシュ、18の前田健と日本勢で3位までを独占。ダルビッシュは09年、前田健は13年の1大会で荒稼ぎした。日本投手はWBCで好成績を残し、後に大リーグに移籍するケースが目立つ。

 救援部門は中南米勢に実績があり、今大会も出場するドミニカ共和国・ロドニーが断トツの8セーブ。13年は7セーブ、防御率0・00で世界一に大きく貢献した。3大会通算防御率1・81の同国は今大会も屈指の救援陣を誇り、接戦に持ち込めば強さを発揮しそうだ。 (記録課・矢吹 大祐)=終わり=

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2017年3月5日のニュース