ロッテドラ１千隼　走者出しても３回０封　開幕ローテ争い続く

オープン戦   ロッテ１―０中日 （ 2017年3月4日    ナゴヤドーム ）

＜中・ロ＞３回を３安打無失点に抑えた先発の佐々木
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　追い求めるレベルは高い。実戦初先発を３回３安打無失点で終えたロッテのドラフト１位・佐々木だが、試合後は反省の言葉が口を突いた。

　「追い込んでからの球がこれからの課題。納得いく球は（５１球中）２、３球でした」。３回２死、荒木に１ボール２ストライクから甘く入った直球を右前に運ばれた。ミスを心に刻み「次に向けてしっかり練習していきたい」と語気を強めた。

　３度目の実戦も先発は初めて。試合前にはブルペンでストレッチをするなど集中力を高め、毎回走者を背負いながら本塁は踏ませなかった。「結果を出したいと思っていた。緊張したが、とりあえずゼロで抑えられてよかった」。涌井、石川、唐川が確定している開幕ローテーションは残り３枠。伊東監督は「結果としてゼロに抑えてくれた。生き残ったね」と及第点を与えた。　（町田　利衣）

　▼ロッテ・酒居（前回登板では３回６失点と炎上も、３回１安打無失点）とにかく腕を振ることだけ考えた。気持ちを入れて投げきることができた。