張本氏 侍Jへ稀勢の里並み期待も…優勝は「8割5分難しい」

[ 2017年3月5日 09:40 ]

野球評論家の張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏(75)が5日、TBS系の情報番組「サンデーモーニング」(日曜 前8・00)に出演。第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンに「今の状態では(勝つのは)8割5分難しい」と手厳しく言及した。

 「御意見番スポーツ」のコーナーで、野球解説者の山崎武司氏(48)と強化試合で投打に精彩を欠いた侍ジャパンについてコメント。山崎氏は、打線について「打てませんもんね。個人的な意見から言えば、打順をいじってほしい」と、中軸を固定する意志を示している小久保監督に異論を唱え、山田(ヤクルト)を3番、坂本(巨人)を6番にする案などを披露した。

 張本氏も「山田は絶対に3番をやるべき」と山崎氏に同調したが、坂本を1番に置くなどの案を提示。さらに、小久保監督については「アドバイスをする人が少ない。私みたいに生意気なら“ああしましょう、こうしましょう”って言うんだけど、みんな(コーチ)おとなしくて紳士だから言いにくい」と指摘した。

 また「日本のファンは、勝ってもらいたいと思っている」とし、大相撲の稀勢の里(30)の大関時代に、日本のファンが抱いていた期待になぞらえる場面も。「去年の稀勢の里については、みんな横綱になってもらいたいと思っていたが、今の侍ジャパンはそういう状態」と説明。ただ、稀勢の里は横綱になったが、侍ジャパンに関しては「今の状態では8割5分難しい」とし、優勝するには厳しい状態であるとの持論を示した。

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2017年3月5日のニュース