ロッテ先発・古谷、3回途中緊急降板 打球左手親指直撃で骨折

[ 2016年8月25日 19:12 ]

<ロ・日>3回表、先頭・陽の打球を体に当てた古谷はそのまま降板

パ・リーグ ロッテ―日本ハム

(8月25日 QVCマリン)
 日本ハム戦に先発登板したロッテの古谷が、利き腕の左手に打球を受けるアクシデントで3回途中に緊急降板した。

 初回に1点を失った古谷はこの回、先頭打者・陽岱鋼の痛烈なピッチャー返しを左手親指の付け根付近に受け、転倒。すかさず立ち上がって一塁へ投げたものの悪送球となり、打者走者に一気に三塁進塁を許した。

 心配そうにマウンド付近へやって来た落合投手コーチやトレーナーらに付き添われ、ベンチへ下がった古谷。伊東監督は2番手・阿部を告げた。

 阿部は代わりバナの初球を西川に左越え二塁打され、失点。古谷はアイシング治療を受けているという。古谷の投球内容は2回0/3で44球を投げ、2安打2失点。

 救援陣は現在、大谷、藤岡、内、西野が2軍にいる苦しい状況。伊東監督は試合前「投手陣がこういう状態だから、試合をつくってほしい」と話していたが、序盤から劣勢に立たされた。

 古谷は左手親指中手骨の骨折で全治3カ月と診断され、今季中の復帰は絶望となった。

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2016年8月25日のニュース