ダルビッシュ5勝目ならず 制球乱れ6四死球 メジャー第1号アーチも…

[ 2016年8月25日 10:17 ]

レンジャーズのダルビッシュ(AP)

交流戦 レンジャーズ6―5レッズ

(8月25日 シンシナティ)
 レンジャーズのダルビッシュ投手(30)は24日(日本時間25日)、シンシナティで行われたレッズ戦に先発。5回にメジャー初本塁打を放つ活躍を見せたが、本職の投球では6回100球を投げ、4安打6四死球5失点で5勝目を挙げることはできなかった。

 初回は3者凡退と上々の立ち上がりを見せたダルビッシュ。しかし、3点の援護をもらった直後の2回に制球を乱して3四死球。1死満塁から内野ゴロと捕逸で2点を失った。

 無安打ながら2点を失い、試合は1点差に。すると、5回2死から打席に入ったダルビッシュがなんと中越えへメジャー初本塁打。日米を通じても初めてとなる1発で、チームに貴重な追加点をもたらした。

 だが、直後に味方の失策も絡んで1点を失うと、6回にはまたしても四球を出して1死一、二塁のピンチ。ここでレッズの8番・カブレラに右中間へ適時二塁打、続く代打・デヘススに犠飛を許し、同点に追いつかれた。

 この回を投げ終えたところで球数は100球に到達。7回からは中継ぎのディークマンがマウンドに上がり、ダルビッシュは白星を挙げることができなかった。

 試合はレンジャーズが8回に1点を勝ち越し6―5で勝利した。

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