青木、マー君の“見逃し三振狙い”を二塁打「唯一ちょっと甘かった」

[ 2016年8月25日 10:10 ]

3回、ヤンキース田中から左翼線二塁打を放つマリナーズ青木(AP)

ア・リーグ マリナーズ0―5ヤンキース

(8月24日 シアトル)
 マリナーズ・青木宣親外野手が、ヤンキース・田中将大投手から左翼線を破る二塁打を放った。24日(日本時間25日)のヤンキース戦に「1番・左翼」で先発。今年4月17日以来の対戦となった田中とは3打席で対し、一ゴロ、左翼線二塁打、空振り三振の3打数1安打だった。ア・リーグ 

 「唯一ちょっと甘いところに来たボールだと思う。良い打席だったと思います」と青木。2ボール2ストライクと追い込まれながら、92マイル(約148キロ)のシンカー(ツーシーム)を捉えた。

 田中は内角のボールゾーンからストライクゾーンへ切れ込む“フロントドア”のシンカーで見逃し三振を狙っていた。「うまく打たれたが、僕の投げミスでもある。そこは反省点」と振り返った。

 続く5回の打席は88マイルのスプリットの前に空振り三振に斬られた。青木は「打ちたくなるようなところに投げてくる。ああいうスプリットはあんまり投げない」と逆に右腕を称えた。

 前回4月17日の対戦でも3打数1安打だった両者。その時も唯一の安打は三塁打で長打だった。

 青木は8回にも中継ぎのクリッパードから三塁内野安打を放ち、3試合ぶりのマルチ安打で気を吐いたが、チームは零敗を喫した。ワイルドカード争いの中で手痛い足踏みとなり「とにかく目の前の試合が大切。1戦1戦大切にやっていきたい」と気持ちの切り替えを強調した。

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