松坂、103日ぶり実戦復帰 2軍戦で1回3人斬り 最速144キロ

[ 2016年8月25日 15:31 ]

ウエスタン・リーグの広島戦で5月14日の実戦復帰を果たしたソフトバンク・松坂

 今季、右手違和感や腰痛で苦しんできたソフトバンク・松坂大輔投手(35)が25日、ウエスタン・リーグの広島戦(タマスタ筑後)で5月14日の同カード(マツダ)以来103日ぶりに実戦復帰した。

 8点リードの6回から2番手で登板し、前回対戦で満塁本塁打を浴びた土生をこの日、最速144キロで中飛。桑原は外角高め125キロスライダーで三ゴロ、白浜は外角141キロで中飛と11球で三者凡退に仕留めた。「ちゃんと投げられるかなという不安は大きいけど、ゲームに投げられたことにほっとしています。そこまで自分の中では力を入れた感じではなかった。直球、カットボールもスピードが出ていたのはいい傾向です」と背番号18も手応えをつかんだ納得の表情だった。

 視察に訪れた倉野投手総合巡回コーチは「今の感じで(最速)144キロならまだまだ、上がります。(150キロ)近くまで行きそうな感じはします。すごく楽しみではあります」と復調気配を感じ取っていた。

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