マー君4連勝で11勝目 岩隈は契約自動更新ノルマ達成も9敗目

[ 2016年8月25日 07:55 ]

マリナーズ戦に先発したヤンキースの田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース5―0マリナーズ

(8月24日 シアトル)
 マリナーズは24日(日本時間25日)、ホームでヤンキースと対戦。マリナーズの先投手は岩隈久志(35)、ヤンキースは田中将大(27)と、日本人投手の投げ合い。また、マリナーズの青木宣親外野手(36)も「1番・左翼」で戦列に名を連ねた。

 楽天時代はチームメートだった岩隈と田中は4月17日以来、今季2度目の直接対決。前回は互いに7回を投げ、3失点の田中が勝利し、4失点の岩隈が敗れた。この日はメジャーで通算13度目となる日本人投手の投げ合いとなったが、この日も田中に軍配が上がった。

 田中は7回、106球を投げ6安打5奪三振の無失点で11勝目(4敗)。2回には連打され1死二、三塁のピンチを招いたが、得点を許さなかった。ここ4試合で4連勝と好調を維持し、チームの連勝にも貢献した。

一方、岩隈は初回に2死からサンチェスに左翼へ9号ソロを打たれ、2回にも死球からヒックス、オースティンに連打されて1点を失った。4回にも2安打とフィールダースチョイスで1死満塁とされ、ガードナーに右犠飛を打たれ3点目を失った。この日は6回、100球を投げ6安打3失点で9敗目(14勝)。自己最多となる15勝目はお預けとなった。

 それでも今季の投球回数を163回として、来季年俸1400万ドル(約14億円)での契約自動更新を勝ち取った。さらに150投球回に続き、2度目の50万ドル(約5000万円)の出来高もクリアとなった。

 青木は4打数2安打で打率を・268に上げた。田中とは3打数1安打、1三振。3回には二塁打も放ったが、後続が併殺打に打ち取られホームを踏むことはできなかった。

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