おかわり股関節痛め抹消へ 狭殺プレータッチ時に転倒「代打も厳しい」

[ 2016年6月16日 07:16 ]

<広・西>5回1死二、三塁、三本間に挟まれた二走・丸(下)とぶつかり転倒する中村

交流戦 西武2―6広島

(6月15日 マツダ)
 西武・中村剛也内野手(32)が15日の広島2回戦(マツダ)で左股関節を痛め、16日に出場選手登録を抹消されることが決まった。

 5月13日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来、先発では約1カ月ぶりに三塁の守備に就いたが、2―2の5回に挟殺プレーで走者を追いかけてタッチした際に転倒し、左膝を強打した。すぐに立ち上がって、6回は打席にも立ったが「どんどん股関節がおかしくなってきた」と説明。8回の打席で代打・木村昇が送られて退いた。

 試合後にコーチ陣と話し合い、当面は回復に努めることが決まった。「現状では代打も厳しい。しっかり休みを与えて、10日間で戻ってきてくれれば」と潮崎ヘッド兼投手コーチ。もともと下半身の張りの影響で、交流戦のセ・リーグ主催試合は代打待機が続いていた。代役として山川が1軍に合流する。

 チームはマツダスタジアムで12年5月30日から7連敗となり、今季交流戦で初のカード負け越しが決定。主砲も離脱し、痛すぎる敗戦となった。

 ▼西武・高橋光(5回を投げ、今季初被弾を含む8安打2失点で勝ち負け付かず)最少失点で粘れたのは良かった。

続きを表示

2016年6月16日のニュース