巨人 初4安打橋本到「センター譲らん」逆転弾坂本「簡単じゃなかった」

[ 2016年6月16日 22:23 ]

<巨・楽>女性ファンとともに写真に収まる坂本(右)と橋本到(左)

交流戦 巨人10―7楽天

(6月16日 東京D)
 巨人は今季チーム最多18安打で楽天を下した。プロ8年目で初の4安打を放った橋本到外野手(26)と8回に逆転14号2ランを放った坂本勇人内野手(27)がお立ち台に上った。

 橋本到は、全てセンター方向への安打となった4打席を「(センター返しが)打撃の基本だと思うので、しっかりボールに入っていった結果」と自身の打撃を分析。1軍復帰直後の活躍に「遅れた分巻き返したい。センターの座を絶対に渡さないように頑張る」と意気込んだ。

 坂本は「僕はインコース好きなので、簡単な球じゃなかったけれど、最後一振りで決められてよかった」と逆転弾を振り返り、「“打率が低い”とか“チャンスで打てない”とか言われるけれど、皆が打てるように頑張っていきます」と、キャプテンとしてチームのけん引を誓った。

 試合後に高橋由伸監督(41)は18安打10得点に「野手にとって(打撃復調の)良いきっかけになる」と喜び、7失点となった投手陣には「こうして勝ったので、次の登板に備えてくれたらいい」と次なる戦いを見据えていた。

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2016年6月16日のニュース