中大 残留へ逆王手 鍬原4安打完封、病み上がり力投

[ 2016年6月16日 05:30 ]

<中大・青学大>4安打完封勝利しガッツポーズする中大・鍬原(左)

東都大学野球1、2部入れ替え戦 中大3―0青学大

(6月15日 神宮)
 2回戦が行われ、中大(1部6位)が1勝1敗のタイとした。鍬原(くわはら)拓也投手(3年)が青学大(2部1位)打線を4安打完封。打線も終盤に援護し、残留に向けて意地を見せた。

 152キロ右腕、中大・鍬原の公式戦初完封で雪辱した。8回に2死から連打を浴びたが、二塁走者をけん制で刺してピンチを脱出。4安打に抑えた。本来は1回戦に先発予定だったが先週末に喉の細菌感染で39度の高熱を出し、2回戦に回った。「体力的に不安だったが、なんとか打たせてとれた」と笑顔。秋田秀幸監督も「執念と意地を持ってやろうと言った。明日勝たなきゃ意味がない」と、16日の3回戦を見据えた。

 ▼青学大・善波厚司監督(打線振るわず、復帰はお預け)そんな簡単に勝てると思っていない。明日、どっちが自分のプレーができるか。 

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