ロッテ・二木 甲子園V腕に勝った「年下に負けたくなかった」

[ 2016年6月16日 21:47 ]

<中・ロ>5勝目を挙げてファンの声援に応えるロッテ・二木

交流戦 ロッテ3―1中日

(6月16日 ナゴヤD)
 5回1/3を7安打1失点で5勝目(5敗)をマークし、今季の勝敗を五分に戻したロッテ・二木は「1失点で抑えられたのはよかったけど、6回を任せてもらったのに途中で降板したのは悔しいです」と反省の言葉を口にした。

 高卒3年目、20歳の右腕。鹿児島情報高では1年秋からエースとなり、2年秋の鹿児島大会で初優勝するなど活躍したが、甲子園とは縁がなかった。この日の中日の先発はドラフト1位ルーキーで昨夏の甲子園V左腕・小笠原。二木は「年下の選手と初めて投げ合うので負けたくないと思っていた。年下に負けなくてはよかった」とライバル心もチラリ。
 
 これで交流戦は負けなしの3連勝。「たまたま抑えられているだけ。チームに勢いがあるので勝たせてもらった」と謙そんしつつ、今後に向け「この調子でチームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と気合を入れた。

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