覚醒剤売人 清原元選手に同情「断れなかった」

[ 2016年6月16日 05:30 ]

清原和博元選手

 覚せい剤取締法違反罪で有罪が確定したプロ野球の清原和博元選手(48)に覚醒剤を譲り渡したとして、同法違反(譲渡)罪に問われた知人の小林和之被告(45)=群馬県みどり市=の第2回公判が15日、東京地裁で開かれた。

 小林被告は被告人質問で14年7月に知人を通して清原元選手と知り合い「10回ほど覚醒剤を渡した」と説明。ファンとして清原元選手に覚醒剤を渡すのは「複雑だった」が、子供や金銭トラブルなどの悩みを打ち明けられると、同情して「断れなかった」とした。入手先については「家族が確実に守られる保証があれば話す」と述べた。検察側は懲役3年を求刑して結審した。判決は7月5日。

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2016年6月16日のニュース