ヤクルト・雄平 貴重な3ラン、館山は5回3安打無失点に納得

[ 2016年3月21日 20:41 ]

<日・ヤ>3回、3ランを放ち、笑顔でハイタッチする雄平(中央)

オープン戦 ヤクルト6―1日本ハム

(3月21日 札幌ドーム)
 これぞ4番の働きだ!ヤクルト・雄平が、日本ハム戦(札幌ドーム)でオープン戦2号アーチを放った。2点リードで迎えた3回1死二、三塁。加藤の初球、122キロのスライダーを振り抜き、右翼スタンドへと運んだ。貴重な追加点となる3ランに「少しずつ微調整ができている。今できることにベストを尽くしたい」。打線は2桁11安打と、投打がかみ合って快勝。昨年のリーグ覇者が勝利でオープン戦を終え、真中監督も「みんながいいイメージを残せて良かった」と喜んだ。

 投げては館山が日本ハム打線を封じ込めた。先発して5回を3安打無失点。2回に先頭・近藤に右中間二塁打を許してピンチを背負ったが、落ち着いて後続を断った。プロ14年目を迎える35歳のベテランは、「納得のいく球が増えている。あとはストライクゾーンの中での強弱」と満足げ。昨季は7度にわたる右肘手術からカムバックして6勝を挙げたが、今季はさらなる高みを目指す。

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2016年3月21日のニュース