釜石 岩間の好投で甲子園初勝利 小豆島との21世紀枠対決制す

[ 2016年3月21日 10:35 ]

<釜石・小豆島>釜石の先発・岩間

第88回選抜高校野球大会第2日・1回戦 釜石2―1小豆島

(3月21日 甲子園)
 第88回選抜高校野球大会第2日は21日、甲子園球場で行われ、第1試合は20年ぶり2回目出場の釜石(岩手)と初出場の小豆島(香川)が対戦。21世紀枠で出場を決めたチーム同士の一戦は、緊迫した投手戦の末、釜石が春夏通じての甲子園初勝利と2回戦進出を決めた。

 両チーム得点なく迎えた3回、釜石は先頭の8番・大尻が右前打で出塁すると、ボークと犠打で三塁へ進塁。この場面で1番・佐々木航が中前適時打を放ち先制。終盤の8回には2死二塁の好機に3番・奥村の中越え適時二塁打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。

 先発の岩間は7安打4奪三振という投球内容で9回完投。得点圏に走者を抱える場面も多かったが、粘りの投球で最少失点に食い止めた。

 小豆島は先発の長谷川が8回を一人で投げ切り、8安打1四球2失点と岩間に負けない投球を披露。打線は9回に相手の守備の乱れから1点を返し、なおも2死三塁としたが、8番・宝来が二ゴロに倒れ、万事休した。

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