阪神ドラ1高山 開幕スタメン!金本監督認めた「そうでしょうね」

[ 2016年3月21日 08:40 ]

<神・オ>2回2死一、三塁、高山は左前適時打を放つ

オープン戦 阪神4-2オリックス

(3月20日 京セラD)
 小休止すらしない。阪神ドラフト1位・高山がまたもあっさりと結果を出した。2試合連続で1番で先発した第1打席。ディクソンから左前へ快打を放つと、2回2死一、三塁では左前適時打。3度目の複数安打でオープン戦安打は計16本に達し、00年以降の阪神ルーキーでは01年沖原に並ぶ最多記録となった。

 「一打席一打席が勝負なんで。1番打者として第1打席に出られたことはもちろん良かったし、2打席目は得点圏でああいうヒットで得点を取れたのも良かった」

 打率.333。これまで慎重に言葉を選んできた金本監督もついに開幕戦での先発起用を初めて公に認めた。「まあ、そうでしょうね。あす4タコだったからといって、外したら…。そんな監督はいないでしょ」。どんな打順でも、どの球場でも結果を出してきたルーキーへの事実上の「合格通知」となった。

 チームは最終戦を前にオープン戦の単独首位に立った。過去3年間のオープン戦1位球団、13年巨人、14、15年ソフトバンクはいずれもシーズンを制覇。「あしたが最後。全力でやりたい」という高山が「安打締め」で吉兆を引き寄せる。

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2016年3月21日のニュース