センバツでも捕手ブロック禁止明確に 本塁届かずも得点認められた

[ 2016年3月21日 08:11 ]

<桐生第一・滋賀学園>7回二死二、三塁、高田の右前打でホームをついた桐生第一・斎藤(右)はタッチアウトかと思われたが、捕手・後藤がブロックしたとして生還が認められる

第88回選抜高校野球大会1回戦 滋賀学園9―5桐生第一

(3月20日 甲子園)
 第3試合の7回裏に本塁クロスプレーで走塁妨害と判定されるプレーがあった。2死二、三塁での桐生第一・高田の右前打で、二塁走者の斎藤が本塁へ突入。滋賀学園の後藤捕手のブロックで斎藤は本塁に到達できなかったが、得点が認められた。

 プロ野球では今季からコリジョンルールが導入されたが、高校野球では「捕手はボールを持っている時しか塁線上に位置することができない」という特別規則を00年に定めた。日本高野連の日野高(たかし)審判規則委員長は「そのまま来ればセーフなのに膝を使って走者が到達できなかった」と説明した。

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