明徳・馬淵監督 2季連続初戦敗退に嘆き節「一番恥ずかしい敗戦」

[ 2016年3月21日 15:13 ]

<明徳義塾・龍谷大平安>初戦で涙をのんだ明徳義塾・馬渕監督

第88回選抜高校野球大会1回戦 明徳義塾1―7龍谷大平安

(3月21日 甲子園)
 明徳義塾は龍谷大平安との名門対決に完敗。馬淵監督は「3回で8安打というのは考えていなかった」と先発したエース・中野の不調が誤算だったと口にした。

 初回は2死一塁から古賀の右翼線を破る二塁打で一走・金田が一気にホームを狙ったがタッチアウト。2回は2死二、三塁から相手投手のワイルドピッチで試合を振り出しに戻したが、なお2死三塁の好機を生かせなかった。5回から8回までは毎回走者を出したが打線がつながらなかった。

 昨夏は1回戦で敦賀気比にサヨナラ負け。17回目の夏出場で初めて初戦で姿を消したが、これで2季連続の初戦敗退となった。

 「相手に思い通りの攻撃をさせてしまった。きちんとやらないと甲子園では勝てない。今までの中で一番恥ずかしい敗戦」と春夏通算45勝の名将も嘆き節。3回、龍谷大平安の2者連続本塁打で3―1と勝ち越しを許したが、「あの3―1で辛抱しておけば勝機はあると思ったが…」と中盤の失点を悔やんでいた。

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2016年3月21日のニュース