小豆島・樋本主将「100点」選手宣誓 釜石戦に島民2000人超来る

[ 2016年3月21日 05:30 ]

選手宣誓する小豆島・樋本主将

第88回選抜高校野球大会開会式

(3月20日 甲子園)
 選手宣誓の大役を終えた小豆島(香川)の樋本主将は「ホッとしました。きょうはうまくできた。100点です」と足が震えるほどの緊張感から解放され笑った。

 21日は同じ21世紀枠出場の釜石との初戦に臨む。島からは2000人を超える応援団の駆けつける予定で「明日(21日)の試合が楽しみになりました」と、宣誓通り、プレーに全身全霊を傾ける。

 ≪開幕アラカルト≫

 ☆開門 午前7時開門。開会式の観客は徹夜組100人を含む昨年と同じ4万2000人。

 ☆返還 前回大会Vの敦賀気比(福井)・林中勇輝主将が優勝旗、同じく準Vの東海大四(北海道)・粂裕太主将が準優勝旗を返還。4月から東海大札幌に校名が変わる粂は「夏は東海大札幌として来たい」。

 ☆開会式司会 福山誠之館(広島)の藤井翔也さん、諫早農(長崎)の松永裕太郎さんが務めた。

 ☆国歌斉唱 第69回全日本学生音楽コンクール全国大会・声楽部門(高校の部)で1位になった総合芸術(東京)の間聖次朗さんと坂出(香川)の三好優夏さんが務めた。

 ☆始球式 文科省の義家弘介副大臣がマウンド脇で見守る中、身体障がい者野球チーム「神戸コスモス」の山本大誠投手と小浜素生捕手が第1試合の始球式を務めた。

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2016年3月21日のニュース