鈴木大地長官「全球団で調査を」再調査の必要性訴える

[ 2016年3月10日 05:35 ]

謝罪会見で涙をこらえる高木京
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巨人・高木京も野球賭博関与

 政界も野球賭博への新たな関与発覚に、強い懸念を示した。スポーツ庁の鈴木大地長官は「野球、スポーツに水を差す事件だ」とした上で「あらためてプロ野球全球団にこういうことがないか調査していただきたい」と再調査の必要性を訴えた。

 また、高木京の先輩にあたる星稜出身の馳浩文部科学相は「大変残念。球団に自浄能力が本当に働いていたのかと強く指摘せざるを得ない」と批判。巨人やNPBに対し「事実関係を明らかにして(選手を)処罰するとともに、再発防止に取り組む姿勢を国民に示してほしい」と述べた。

 このほか、菅義偉官房長官も記者会見で言及し「ファンの期待を裏切る重大な問題だ。巨人や日本野球機構は再発防止策を含めしっかり対応してほしい」と強調した。

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2016年3月10日のニュース