ヘイグに愛のサポート 16日からの敵地3戦に夫人同行へ

[ 2016年3月10日 08:30 ]

笑顔で補強運動を行うヘイグ

 慣れない土地でも「愛のサポート」で不安なしだ。新助っ人のヘイグが来日初の敵地ゲームとなる16日からの3試合(QVCマリン、神宮、ナゴヤドーム)にエリカ夫人を同行させたい考えを明かした。昨年11月に結婚したばかりの愛妻の支えもあり、日本の環境にも順応。新天地での開幕に向け、公私ともに万全の態勢を整える。

 1月26日に一緒に来日し、話題を集めた美人妻を、果たして遠征にも連れて行くのか。野球とは直接、関係のない質問に「まだわからないけど」と前置きした後「彼女もいろいろな場所に行ってみたいと思う。連れて行けたらいいけどね」とさわやかに笑ったナイスガイ。キャンプ中の休日にもチーム宿舎近くのビーチをデート気分で散歩するなどアツアツぶりを見せつけてきただけに、できる限り行動を共にしたいのは当然だった。

 8日の西武とのオープン戦で甲子園デビュー。3打数無安打ながら、第1、3打席のしっかりとミートした打球に、金本監督から「認定2安打」をもらった。キャンプ中盤に発症した左脇腹痛での調整遅れも感じさせない。指揮官は今後のオープン戦でもスタメン起用し続ける意向で、本人もやる気満々だ。

 「監督に言われたことをやるつもり。自分としても、多くの打席に立って、もし遅れている部分があるなら、それを取り戻したい」

 どんどん日本語を習得中で「環境は文句ない。ストレスを感じることはないね」と強調。愛妻ともども新天地をすっかり気に入っている。ハネムーン気分で遠征に行かれては困るが、真面目な性格で心配は無用。この日は室内練習場でみっちり練習し「マタアシタ!」と笑顔で引き上げた。(山添 晴治)

続きを表示

2016年3月10日のニュース