大谷 オープン戦で自己最速タイ162キロ!札幌Dどよめく

[ 2016年3月2日 19:26 ]

<日・巨>2回無死、ギャレットを空振り三振にしとめる日ハム先発・大谷

オープン戦 日本ハム―巨人

(3月2日 札幌ドーム)
 日本ハムの大谷翔平投手(21)が2日、巨人とのオープン戦に先発。自己最速タイの162キロをマークし、札幌ドームをどよめかせた。

 初回から最速158キロをマークし、坂本、長野から三振を奪って三者凡退。2回も亀井、ギャレットを三振に仕留め1人も走者を許さず。3回は先頭の村田に高め直球をとらえられ中前打を許したものの、後続を3人で断ち切った。

 4回も先頭の立岡に内野安打を許したものの、続く長野は遊ゴロ併殺。2死走者無しでギャレットを迎えるとギアが一段上がった。初球、この日初めて大台を突破する160キロ直球が高めに決まると、2球目は自己最速タイとなる162キロ。1ボール2ストライクから148キロのフォークで空振り三振に切って取った。

 5回にも2三振を奪い、5回2安打無四球8奪三振で無失点。2年連続の開幕投手へ向け申し分ない投球を披露した。

 大谷は14年7月19日の球宴第2戦で初めて162キロを計測。同年10月5日の楽天戦でも162キロをマークしたが、今回は調整段階のオープン戦で早くも自己最速タイ。今季の自己記録更新を期待させる1球だった。

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