巨人ギャレットこれぞ4番弾!OP戦・467 由伸監督ウハウハ

[ 2016年3月2日 08:03 ]

<日・巨>初回無死一、二塁、左中間に3ランを放つ巨人・ギャレット

オープン戦 巨人10―2日本ハム

(3月1日 札幌D)
 これぞ4番という一発だった。1点を先制した初回、なおも無死一、二塁。新外国人の巨人・ギャレットが、この日のファーストスイングでオープン戦1号3ランを札幌ドームの右中間に叩き込んだ。

 「期待されているのは打点。ランナーがいる場面で打ててよかった」

 5回の3打席目は中前打。これでオープン戦5試合で15打数7安打、打率・467。重視する打点も5だ。メジャー通算122本塁打の看板通り、対外試合全8試合で4番。開幕4番最有力候補の活躍ぶりに、高橋監督も「本人の力。中軸が打ってくれると周りが楽になる」と目を細めた。

 キャンプイン後、バットをSSK社に発注。27日に手元に届くと、3試合で9打数5安打1本塁打、打率・556だ。「バットは(借りて使用してきた)クルーズのものも使いながらいいものを選択していきたい」と妥協はない。初体験の札幌の寒さに「生まれ育ったシカゴを思い出した」と笑顔を浮かべる精神的なタフさも兼ね備える。

 「タイミングの取り方もスイングの軌道も良くなってきた」。昨季リーグ最低のチーム打率・243に終わった打線の活性化に、期待は高まる一方だ。 (川手 達矢)

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2016年3月2日のニュース