DV疑惑のプイグ、リーグからお咎めなしの可能性 証拠見つからず

[ 2016年3月2日 13:09 ]

ドジャースのヤシエル・プイグ外野手 (AP)

 ESPNなど米国の複数メディアは1日、ドメスティックバイオレンス(DV)の疑いがあるドジャースのヤシエル・プイグ外野手(25)に対し、大リーグ機構から出場停止などの処分が科されることはない見込みであると報じた。

 警察の発表によると、プイグは昨年11月にマイアミのバーを訪れた際、用心棒と口論になり、その際、一緒にいた同選手の妹を突き飛ばしたとされている。

 大リーグ機構は昨年8月にドメスティックバイオレンス(DV)に関する新たな規範を設けており、これが事実なら出場停止などの処分対象となる。ただ、情報筋の話では、これまでのところプイグを処分するだけの証拠がないようで、このままお咎めなしということになりそうだという。

 今オフはプイグ以外にもDV関連のトラブルが2件あり、ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手(28)はガールフレンドへの威嚇行為で同日に大リーグ機構から30試合の出場停止処分が科された。また、ロッキーズのホセ・レイエス内野手(32)は妻への暴力の疑いで起訴され、同機構から法的処分が下るまで有給での活動停止を言い渡されている。

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