ロッキーズ本拠地、投手不利な状況を打開へ 一部フェンスを高く変更

[ 2016年3月2日 12:07 ]

ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド (AP)

 ロッキーズは1日、本拠地クアーズ・フィールドのフェンスの高さを変更すると発表した。変更点はブルペンに面した右中間と左翼ポール際の2箇所とのこと。

 右中間フェンスは現行の8フィート(2・4メートル)から16フィート(4・8メートル)と倍の高さに変更。これで、右翼ポール際から伸びる他球場の試合経過や結果が表示される「スコアボードフェンス」と同じ高さとなる。

 左翼ポール際のフェンスは現行の8フィートから5フィート足され、13フィート(3・9メートル)となり、いずれのフェンス工事もホーム開幕の4月8日までには間に合う見込み。

 クアーズ・フィールドのフェンスに手が加えられるのは、1995年の開場以来初めてのこと。同球場が位置するコロラド州は高地で気圧が低く、空気抵抗が少ないために打球の飛距離が伸びる。それが打者有利の「ヒッターズパーク」と言われる所以だが、ブライディッチGMはその投手不利な状況を少しでも改善することが変更の狙いと述べていた。

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