ヤクルト ブルペン待機場所に冷暖房 救援陣にご褒美

[ 2016年3月2日 08:15 ]

冷暖房機器と日よけが完備された神宮球場のブルペンの待機所

 ヤクルトの救援陣に頼もしい援軍だ。昨秋から行っている本拠地・神宮球場の改修工事で一、三塁側ブルペンの待機場所に総額400万円を費やし計4台の冷暖房機器を設置。球団からの要望を受け、球場を管理する明治神宮外苑がバックスクリーンの球数表示とともに新設に踏み切った。

 リーグ優勝した昨季は救援陣の防御率がリーグトップの2・67。だが、投手は調整に苦労する部分もあった。神宮球場のブルペンはグラウンドのファウルゾーンにある。隣接する待機場所はエアコンがなく、春先は寒さで体を震わせ、夏場は暑さを扇風機でしのぐしかなかった。救援の屋台骨を支える久古は「ありがたいです。寒い時も準備しやすくなる」と歓迎。ブルペン担当の伊藤投手コーチも「俺が一番得するよ」と満面の笑みだった。 (平尾 類)

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2016年3月2日のニュース